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1886年に岡山県倉敷市で創業し、いぐさを使ったござを製造していた須浪亨商店。現在は5代目の須波隆貴さんが、お祖母さんから教わった編み方で「いかご」を一つずつ手作りしています。いぐさを縄にしたもので編み上げる「いかご」はとても丈夫。暮らしの道具として、毎日たくさん使ってください。
いぐさを編んで作られた鍋敷き。網目が滑り止めの役割を果たし、どっしりと受け止めてくれます。1?2人用の鍋や鉄瓶を置くのにちょうどいいサイズ。素朴ながらも存在感のある風貌なので、そのままテーブルの上に置いておいても素敵です。
畳の原料でもある「いぐさ」。使っていくうちに、しなやかな手触り、味わい深い茶色へと変わっていきます。使い込むほどに”自分だけの風合い”が出て、愛着が湧いてくるはず。
須波亨商店のある岡山県倉敷市は、い草の一大生産地で花ござの生産が盛んな地域でありました。5代目の須波隆貴さんがお祖母さんから教えてもらった「い草で編んだかご・いかご」作りの技術で編み上げた製品は、ほっとするような天然のい草の香りがし、手作業で作り上げたあたたかみも感じられる仕上がりになっています。
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